放射能に汚染された空気清浄機フィルターの取替え
注文していた空気清浄機用の交換フィルターが届いたので、放射能汚染されてしまったフィルターと交換することにしました。まずは新品のフィルターの線量を測定し、空中の線量と違いが無いことを確認します。
続いて、室内の線量を測定。ほぼ同じで誤差の範囲内です。
そして、恐る恐る汚染されたフィルターを最後にもう一度測定。前回の0.7μSv/hrよりも下がって0.5μSv/hrでした。
これはどういうことでしょう。素人ながら、次の3種類の仮定ができるのではないかと思います。
1. 半減期の短い放射性ヨウ素が(も)付着していた。このため1週間で放射性ヨウ素の放射能が下がったことにより、線量が下がった
もしそうであるなら、少なくとも1週間前も放射性ヨウ素が空中を漂っていて、それをフィルターがキャッチしていたが、最近は放射性ヨウ素が減ったということになります。
2. 前回と今回の差は誤差の範囲内
かなりしつこく10分くらい測定しましたが、今回は 0.6μSv/hr 台にすら到達せず、前回の0.7と今回の0.5は誤差というのは考えにくいかも。
3.一度キャッチした放射性物質の一部が、フィルターから離脱して空中に再放出されてしまうため、線量が下がった
これは1の仮定と似ていますが、半減期の長いセシウムでも当てはまります。やはり1と同様に、少なくとも1週間前より今の方が空中の放射性物質が少なくなり、フィルターから放出してしまう量よりもキャッチする量のほうが少なくなったということになります。
交換後のフィルターが今後どうなるかをウォッチしていく必要がありますね。