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One Summer / David Baldacci

Amazon Kindle での9冊目 One Summer / David Baldacci

David Baldacci (デビッド・バルダッシ)は、昔iPAQ でmobipocket.com の洋書を読んでいたころからのファンですが、最近までなかなかAmazon Kindleで本をリリースしておらず歯がゆい思いをしていました。最近ようやくKindleにも登場してきたので適当に選んで購入。

Amazonではサスペンスやミステリーを期待するDavid Baladacciファンから酷評される場合と、絶賛される場合と両極端ですが、私にはこの本はズドーンとヒットしました。素晴らしい!久しぶりに感動しました。洋書を読みながら涙が出たのは初めてかも。

物語は、不治の病に侵された、あと数日~数週間の命しか残っていない主人公の登場から始まります。始まったばかりなのにあと数日の命とは、どんなストーリー展開になるのか全く予想が付きませんそして、すべての出来事がのちに起こる様々な出来事と巧妙に繋がっており、何とも良く練られたプロットに流石!と絶賛せざるを得ません。また、家族の絆を再認識させる、本当に心が温まるハートウォーミングな物語です。家族が居る方には是非読んでいただきたい。強くお勧めしたい最高の一冊です。

さて、この本で気になった英語表現は。。

“I’ll see to it, Jack. I promise”

残りわずかな余命しかない主人公が、突然の事故で妻に先立たれてしまい、自分の死後に子供たちをある場所に連れて行って欲しいとお願いしたときの、妻の祖母の返事。「任せて頂戴、約束する。」という感じ。see to ~ というのは初めて知りました。

 He promised himself he would never again take anything for granted.

奇跡的に死の病から立ち直った主人公が、体力回復のためリハビリに向かうバスの窓から、今までとは違う目で町の中の人々の何気ない暮らしを目にしながら、命の大切さを噛みしめ、”これからは何事も後回しにしないと心に誓った”。

“I’d like to talk to you about the experience.”

talk to [someone] はてっきり、誰かと話をするとか話しかけるという意味だと思っていたのですが、この場合、”あなたから、あなたの(奇跡的な)体験にについて、話を聞きたい”という意味。雑誌の編集者が、奇跡的に死の床から生還した主人公に、体験を語ってほしいと迫る場面。

“Look, I know I’m not in your mom’s league, but I’m trying to make this work.”

自分が死なずに妻が事故死を遂げてしまい、3人の子育てに苦戦している主人公が、16歳の娘と口論している場面で、「お母さんほどには上手くできなけれど、俺だって精一杯やっているんだ。」

In spite of herself, Mikki blushed.

”意に反してミッキは赤面してしまった”

“Speak of the devil.”

「噂をすれば・・」
悪口を言っていた相手が偶然現れた時のセリフ。

“It really was something in its day.” “I bet it was,”

時の経過とともに酷く痛んでしまった灯台のことを、「昔はそれは立派なものだったのじゃ」 「そうでしょうね」
“its day”というのが何とも良い表現です。

 “Are you decent?”

「入ってもいいかい?」
古い表現のようですが、 decentは、満足できる とか 親切なという意味に加え、古い表現らしいのですが、 ちゃんと服を着ている という意味もあるようです。日本語には無い意味の単語なので、覚えにくい。

 “Why?” she asked. “Is this like National Kick Your Daughter’s Butt Day and nobody told me?”

次第に16歳の娘との関係を修復しつつある元兵士の主人公。護身術を教えるため、そうとは言わずに、わざと自分に掴み掛らせた娘を、一瞬にして地面に倒して見本を見せた時の、娘のセリフ。
「なに?」「今日は娘を張り倒すデーか何かなの?」